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【資格】AWS ソリューションアーキテクト アソシエイトに合格しました!





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AWSソリューションアーキテクト アソシエイトに合格しました!

少し前からITA系の雑誌では見ない日が無いほど流行りだしていたので、少し乗り遅れた感がありまが、やっと合格しました!

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勉強方法などについて、まとめておこうと思います。

そもそもAWSソリューションアーキテクト アソシエイトとは?

AWSのアーキテクト系の初級資格です。上にプロフェッショナルがあります。

公式がきれいにまとめてあるので、詳しくはここを見て頂いた方が速いかと。

aws.amazon.com

なお、今年(2018年)の2月に試験内容の改定があったようで、問題内容も試験時間も変わっています(2018年8月13日で正式に切り替わったようです)。試験時間は従来の80分から130分になりました。

また、合格点も65%から72%に上がっています。問題数も55問から65問になっています。1000点満点なので、720点以上を獲得する必要があります。

あまり改定してからの受験記事が無いように感じますが、当然出題サービスも増えていますし、合格点のボーダーも上がっているので、基本的には難化しています。

自分は知らずに受験したので、なんか難しいなーと思いながら受験しました笑。

AWSはクラウドサービスなので、当然ですが、どんどん新規のサービスが追加されますし、既存のサービスや価格体系についても日々更新されるので、今後も試験内容が変わる可能性が十分あります。

どのタイミングで受けるのが良いかは一概には言えませんが、早く受けた方が良いと思いますし、今後の改定等には意識しておくと良いかと思います。

受験結果

先に受験結果を書いておきます。タイトルの通りですが、合格しました!

上で書いたように、難化していることに気付かずに受験したので(噂で難しくなったらしいよ?と聞いたくらい)、点数はかなり危険水域の739点でした。

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回復性の高いアーキテクチャの設計と、セキュリティ関連が弱いようなので、再学習する必要がありそうです。

勉強方法 

合格までの勉強方法について記載します。なお、勉強期間は2週間でした。また、平日は仕事が忙しかったのですが、何とか必ず2時間は机に向かい、週末はガッツリ7時間ほど勉強に充てました。

筆者スペック

  • 会社でAWSの研修2つほど受けています。
  • 仕事でははぼ使っていません(お客様への提案レベル)。
  • 使用経験としては無料アカウント取得して、webサーバー構築したくらい。

なので、全くの初学という訳ではなく、ある程度の前提知識はありました。
また、やはりAWSによる研修は質も高く、非常に良いです。高額なので、個人で受けることは現実的ではないですが、会社で受ける機会があれば、ぜひ受けることをオススメします(AWSの回しものではありません)。

また、自分は間違って同じ研修を2回受けてしまったのですが、同じ研修でも半年ほど時間を空けて受けると内容もアップデートされていました。また、新しいサービスの解説もあったりするので、同じ研修でも、定期的に受けると良いと思います。*1

学習内容

以下の書籍やサービスを利用しました。

  • 合格対策 AWS認定 ソリューションアーキテクト アソシエイト
  • さわって学ぶクラウドインフラ 基礎からのネットワーク&サーバー構築
  • AWS WEB問題集で学習しよう
  • AWS Black Belt

今回は急に予定が入ったりして、模擬試験を受けることが出来ませんでしたが、基本的には、以下の公式に記載のような準備をすると良いと思います。

自分も激しく後悔したので、模擬試験は必ず受けた方が良いと思います。

aws.amazon.com

スケジュール

毎日

通勤時間に合格対策 AWS認定 ソリューションアーキテクト アソシエイトを読みました。少し古いいですが、非常にキレイにまとまった良書です。

毎日の通勤時間が往復で40分ほどなので、常に読むようにして、最終的に3周しました。ぜひおすすめの本です。

試験2週間前

研修を受けてから少し時間が経っていたので、思い出すためにも、AWSの本を使ってWEBサービスを構築しました。AWS学習者がつまづきやすいのが、VPCやIAM周りだと思うのですが、実践的に学ぶことが出来るので、学習効果が高いと思います。

また、AWSでつまずきやすいのが、VPCやAZなどの考え方です。本だけではなんとなく理解しただけだったので、本を使って簡単なWEBシステムの構築をしました。

忘れかけている人や、研修を受けたことがなく、AWSにあまり慣れていない人は1度目を通した方がよいでしょう。自分は帰宅後に毎日2時間ほど学習に充てて、だいたい4日ほどで完了しました。

試験10日前

AWS WEB問題集で学習しようのサイトで、ひたすら問題を解きました。無料の問題もいくつかありますが、全然足りないので、有料会員になる必要があります。有料会員は、シルバー、ゴールド、プラチナがあります。自分は、プラチナ会員になりました。(2018年12月現在、シルバープランの受付は一旦停止しているようです)

プラチナ会員になることで、同じAWSの資格であるSysOpsの問題も解くことが出来るからです。ゴールドプランが60日で税抜き3,880円、プラチナが90日間で税抜き4,280円なので、基本的にSysOpsを受ける予定が無くてもプラチナになっておくほうが良いと思います。

自分はこのサイトの問題をひたすら解いて、わからないサービスがあれば公式サイトで調べるようにしました。空き時間にもスマホで解きました。とはいえ、ネットでは全問3周しました!って人もいますが、自分は無理でした。(ほとんどの人が無理だと思います。)。なので、自分は#30くらいまでに絞って、それを3周繰り返しました。合格ということであれば、量的には十分だと思います。

また、上で書いたように、ソリューションアーキテクト問題集の発売当時とは少し変わっているサービスもあるので、修正するのにとても役立ちました。

試験3日前

かなり知識が付いてきて、問題も間違えることが無くなりました。ただ、CloudFrontやRoute53、AutoScaling、CloudTrailとCloudWatchあたりが紛らわしくて理解が足りないと感じたので、AWS BlackBeltで補強しました。これはすごく役立ちますし、ほんとに補強しといて良かったと思いました。

また、BlackBeltで確認しつつ、WEB問題集をひたすら解きました。

なお、自分は模擬試験は受けませんでした。当時、WEB問題集との違いにがく然としたので、※注釈、基本的には必ず受けるようにした方がいいと思います。

なお、1度試験に合格すると、模擬試験が無料で受けれるバウチャーを特典としてもらうことができます。*2

試験当日

家の近くの試験会場で受験しました。5分ほど遅刻したのですが、係員に少し怒られました。受験自体は問題なく受けることが出来ました。

また、試験時はWEBカメラで試験官に監視されています。基本的には、顔がカメラから見えるようにする、両手を机の上に置く、必要があります。自分は悩むと顔を触るクセがあるのですが、顔を触っていたらチャットですぐに机に手を置くように、と注意されたので、みなさんも期を付けてください。

問題文が分かりにくく*3、WEB問題集に比べて長文だったのでかなりヒヤッとしましたが、何とか合格することが出来ました!(ほんとに模擬試験を受ければ良かった)。

これで自分もAWS認定資格ホルダーデビューです。これが初のAWS認定資格なので、忘れない内に、SysOpsの資格を受けようと思います。

注意点 

受験に当たり、2つほど注意点があるので、書いておきます。

①受験にはクレジットカードが必要です。

また、AWSの無料アカウント作成時もそうですが、資格を受ける際にもクレジットカードが必要になります。受験料の支払いはもちろんですが、試験を受けるときもクレジットカードはほぼ必須です。

※バウチャーを使うとしても、会場での本人確認に必要です。

 ②試験日の変更は48時間前まで無料です

試験日の変更は48時間前まで無料です。それ以降は約7,000円かかるので注意してください!自分は間違えて無料かと思い変更してしまい、7,000円払いました。

 

では、ぜひ参考にして受験してください♪

いじょうっ!

 

*1:このあたりの学習コストが、クラウドサービスのデメリットでもあるのですが

*2:ので、順調にこなせば、模擬試験を有料で受けるのは初回のみになるはず、、、です。

*3:難易度、というより日本語がわかりにくいベンダー試験あるある