こんにちは、こめです。
先日会社で書類を書く機会があったのですが、「目的」と「背景」の違いが良くわからなくなりました、、、。いや、頭では分かるのですが、それをいざ文章にして分けて書こうとすると同じような内容になってしまいます。修士論文書いたときにも同じこと考えて、解決したはずなんだけどな、、、??笑
情けなくなりますね。
上司に突っ込まれて苦労した新人の皆さんも多いのではないでしょうか?
と言う訳で、今回は自分の為にメモとして残しておきます。
(もし読んで頂いたうえでちがくね?って思った人がいればコメント等を指摘くださいー☆)
背景と目的の違いとは
背景と目的の意味
さて、大学で提出するレポートを書く時にも、会社で書類を書く際にも、背景と目的を明確にすることが求められます。そもそも背景と目的の違いの意味はなんでしょうか?
まずは、それぞれについてGoogle先生に聞いてみました。
背景
物事の背後にある事情。また、裏から支える勢力。「事件の政治的―」
goo辞書より
目的
実現しようとしてめざす事柄。行動のねらい。めあて。「当初の―を達成する」「―にかなう」「旅行の―」
goo辞書より
ということは、これを図にするとこんな感じでしょうか?背景があって、その先に目的があるようです。
例えば、「ごはんが食べたい」ということに対して背景と目的を考えてみましょう。
背景
・人は活動するとエネルギーを使い、そしてお腹が減る
目的
・お腹を満たすためにご飯を食べる
となるんですね。
つまり、どうやら背景という何かしらの問題や課題があって、その問題を解決するために目的としてその動作(これは業務でも研究でも、もちろん趣味でもなんでもいいですが)をする、という流れになるようです。
このように流れを踏まえて順を追って考えることで、書きだしやすくなるのではないでしょうか?
さて、これで一応話は終わったのですが、これでほんとうに分かりやすく分解することが出来たのでしょうか?個人的には、この流れでは背景が唐突に出てくるように感じます。
その裏にある原因とあるべき姿
さて、背景と目的を書く際に手が止まってしまうのは、その裏にあることを正確に把握していないことに原因がありそうです。
その裏にあることが、原因とあるべき姿です。どちらが先にあるかは、トップダウンであるべき姿から考えるか、ボトムアップで原因から考えるの2通りのルートがありますが、僕はどちらでも同じであると考えています。
先ほどの図に書き加えるとこうなりますね。
つまり、何か困ったことがあってそれを含めた背景があります。そして、それを解決するための目的があり、その結果としてあるべき姿(こうなるといいな、というもの)が出てくるということですね。
この部分を正確することで、書きやすくなると思います。先ほどと同じように「ごはんが食べたい」をさらに細かく分解してみましょう。
原因
・お腹が減った
背景(なぜ?の部分)
・人は活動するとエネルギーを使うから
目的
・お腹を満たす
あるべき姿(その結果)
・お腹が満たさて、エネルギーを得ることが出来ている
となります。
ここまで分解できれば、あとは簡単ですね。みなさんもこれを参考にして、説得力があって分かりやすい導入部分を書いてみてくださいね♪
ただし、場合によってはわざわざ背景と目的を分けて書かずに一緒に書いてしまった方がまとまっていて、伝わりやすい場合もあるかと思います。そのあたりは書きながら判断していただけるといいかと思います。
所感
今まで、背景と目的を書く際は2つが同じようになってしまっていた。今回、細分化しその裏にある原因とあるべき姿を捉えることで、順を追って論理的に書くことができることがわかった。
今後の活動で活かしたい!
いじょうっ!