※今回の記事はWindows7を対象に書かれています。
こんにちは、こめです。
突然ですが、みなさんタスク管理ってちゃんと出来ていますか?? 僕は出来ていません。しようとは思っているのですが、、、。
というか、自分は細かい作業を一人で管理しているので、どうしても管理が甘くなってしまします。特に問題なのが、線表が書かれたエクセルファイルを開くこと!!
SEあるまじき行為ですが、遅れが発生しているときや、ばたばたしているときはファイルを開くことを忘れてしまったりするんですが。
というわけで、今回はバッチファイルを作ることでPC起動時に自動的に対象のファイルやソフトを立ち上げてしまおう!ということをやりたいと思います。
PC起動時に自動で立ち上げるために必要な設定・ファイル
2.ソフトを起動させるためのバッチファイルを作製する
1.C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startupに置く
以上です。
簡単でしょ☆
え、そんなことない?というわけで、どのように作っていくか詳しく説明していきます。
そもそもstartupとは?
startupとは、PCにログインした後に自動的にコンピュータが読み込んで起動するファイルやソフトを格納しておくためのフォルダです。
基本的には隠しフォルダ扱いなので、エクスプローラー上部のツール>フォルダオプション>表示のなかにある
〇隠しファイルおよび、隠しドライブを表示する
にチェックを入れて表示してあげる必要があります。ここに、適当なエクセルファイルなどを入れて、再起動してみてください。
立ち上がったでしょ??とーーーっても便利なんですが、気を付けてほしいことが一つ。
オフィス系は入れすぎると重くなる
ので注意!なにごともほどほどに。
バッチファイルで制御しよう!
とその前に、バッチファイルについて説明します。バッチファイルとは、ウィンドウズで使える自動化言語(のようなもの)。これを作ることで、コマンドプロンプトで出来ることがファイルをクリックするだけでできるようになります。
今回の記事はバッチファイルについて詳しく書くことではないので、詳しくは割愛!需要があれば書く!!
で、なんでバッチファイルが必要になるの?って思った人も多いと思います。
それは、重要なファイルや頻繁に使うファイルを
C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup
なんて深い場所に置いておきたくないというのと、このフォルダは重要なフォルダなので(隠しフォルダになってるくらいだからね!)頻繁にファイルを更新したりしたくないからです。
そこで、バッチファイルで任意の場所にあるファイルやソフトを立ち上げてもらうことにします。
バッチファイルの作り方
まず、メモ帳でテキストファイルを新規作成します。そして、拡張子を.txtから.batに変更してください。これで、もうバッチファイルの完成です!あとは中にコードを書くだけ。
ちなみに、拡張子って何?って人は勉強になるから調べてみよう!(←説明するのめんどうなだけwww)
バッチファイルの中身は、
set ①変数名 = "②絶対パス"
start "" %①変数名%
です。これだけ、簡単でしょ?
簡単に解説すると、①で適当な変数名を付けて、PC起動と同時に立ち上げたいファイルの絶対パスをファイル名を含めて書きます。例えば、
Cドライブのworkってフォルダにあるtest.xlsx
ってファイルを立ち上げたいときは②の部分を
¥C:work¥test.xlsx
とします。
一度、クリックしてみてください。ファイルが開いたでしょ?これを先ほどのstartフォルダに置けば完成です。
複数のファイルを立ち上げたいとき
複数のファイルを立ち上げたいときもあるかと思います。その時は、変数を必要なだけ定義して、start文を同じだけ作成します。
これで複数のファイルが立ち上がります。ただし、あまりに多くのファイルを立ち上げようとすると負荷がかかって起動に時間がかかるようになるので気を付けてください。
まとめ
①ファイル名.bat を作成
②batファイル内にコードを記述
set ①変数名 = "②絶対パス"
start "" %①変数名%
③C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup に格納
です。
簡単なので、ぜひ試してみてくださいねっ☆
いじょうっ!